久しぶりに実家の関西に帰ったついでに京都の印度音楽仲間に会いに行ったところ、
京都在住の印度音楽演奏家の中口拓実Gumi氏と藤沢バヤン氏が、京都にある永運院というお寺でのイベントを企画してくれました。
永運院さんはかなり立派なお寺です。
スタート直前に大雨が降ったにもかかわらず、50人程度の人が集まってくれました。
演目第一弾はシタールの中山智絵さんとタブラの駒井 聖弥マーさん。
智絵さんはとても美しく奇麗なラーガ・バゲシュリーを、マーさんはバラナシ魂あふれるタブラを聴かせてくれました〜
雨上がりの庭園はしっとりと涼しく、京都のわび寂びが凝縮されています。
どこかでヒグラシが鳴いている声が聞こえます。
演目第二弾はムビラ重奏のビラビラズ。
ユルい感じで異なる旋律を紡ぎ合わせ、一体感を強めてゆくこの感じはすごい。
陶酔的なムードが空間いっぱいに広がってゆきます。
第三弾はインド横笛バンスリーのGumi氏と私のタブラ。
司会者もついて本格的なイベントです。
どんどん比嘉暮れてゆく中で始まるラーガ・ボパーリ。
とても平和的な歓喜に溢れた素晴らしいメロディーです。
タブラの伴奏は9ビートのMattatal。
Gumi氏はタブラに即反応してくれるので、かなり面白い。
というかここまでタブラと遊んでくれる演奏者はそうそういません、実験的な即興をお互いに絡めていると脱線するリスクも多いのですが、やっていて大変楽しいです!
お寺の雰囲気は厳粛なのですが、かなり遊びました〜
Gumi氏とはもっと演奏したいです。
イベントを企画してくださったGumi氏とバヤン氏、それに沢山の仲間たち、どうもありがとうございました!
おかげさまでとてもいい時間を持つことができました!