サントゥール奏者のジミーさんこと宮下節雄氏が台湾に遊びに来たのでコンサートを企画しました。第一弾台北での演奏は菜食イタリアンレストランの二階にあるアートスペース。
第一演目は私のエスラジとタブラの生徒Wei-KaiくんによるRaga Jog。
Wei-Kaiくんはタブラを初めてまだ半年ですが、Vilambit Teentalはおろか、Madhya, Drut Teental,Jhalaまで伴奏とソロを普通にこなせます。
しかも音もしっかりしていてグルーブ感があり速度もそれなり。何より伴奏者としての安心感があります。
私はタブラの伴奏をラーガ楽器と共にできるまで10年近い歳月がかかったのですが・・・これから私よりはるかに才能のある若手が台湾のインド音楽界を圧巻してゆくのでしょう。
第二演目は日本からのみず橋ことみさんのハンマーダルシマと歌それに沖縄からの信宗りえさんの踊りです。インド古典とはまた違った演出、会場の皆さんにも新鮮だったようです。
最終演目はジミーさんのサントゥールと私のタブラによる
Raga Purya Kalyan。
Roopak7拍子とTeental16拍子でお送りしました。